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大友克洋描き下ろし新作『悪いロボットも壊れたら地獄へ行くの?』

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(※画像は私が描いている漫画の一部で、本文とは関係ありません)


現在発売中の「芸術新潮」7月号に、大友克洋さんの新作短編漫画が掲載されています。

2012年4月の「芸術新潮」は大友さんの特集号で、この時にも描きおろしの短編SF漫画が掲載されてありましたが、今回掲載の漫画はその続編ということらしいです。


それで、早速購入しに行ったんですが、今回の「芸術新潮」は『日本ヌード写真史』が特集されており、表紙もヌード写真なので若干躊躇われました笑
福岡は入荷が遅れますし、また、私が行く書店の棚の配置がかわっているのもあって、店員さんに問い合わせること2回、、

パソコンで調べる店員さん。
モニターに映し出されるヌード写真の表紙に「とてつもない裸!」と書かれたコピー。
「これですか?」

というやりとりを・・・2回さ。笑


一応、内容も見たのですが、私には『美しさ』というものを間違って捉えられているように感じられました。

先週、喫茶店で仲良くさせて頂いている元カメラマンの方が「これ見てみなさい」と今月号の「アサヒカメラ」(7月増大号)を持ってこられていました。なんの因果か知りませんが、こちらもヌード特集だったのですが、こちらは『美しさ』と戦っているように感じられました。

どちらにしろ、私はヌードを芸術作品とするやり方は好きじゃないんですが。



さて。話を大友さんの方へ戻します。

今号は、短編漫画の前に「大友克洋と見るバンド・デシネ」ということで、大友さんが注目しているB.D.作家たちを取り上げ、結構なページ数にわたって語られています。
(※バンド・デシネ(B.D.(ベデ))とは、簡単に言えばヨーロッパの漫画のこと)

で、肝心の描きおろし漫画ですが、非常にカッコイイ作品です!
B.D.特集の前フリを持ってきた構成が素晴らしいです。
「B.D.のように自由に描きたい」と語っている通り、脱力したとても心地よい線。

なんだか、私には鉛筆で描かれているように思えるのですが、どうなんだろうか・・・。

過去にどこかで、大友さんは自身の手に「ペンダコはない」と仰られていたような気がしますが、だとすると、AKIRAの時から力まずに描かれていたことでしょうが、今回の漫画はさらに脱力感を感じます。


私の中指にはでっかいペンダコがあるのですが、それだけに「力まずに描く」ということがいかに難しいか身に染みています、、汗
力みによって生み出される線は窮屈になるのを痛感しているだけに、大友さんの絵の一コマ一コマ見入ってしまいました。

前回の「芸術新潮」の続編ということですが、私が読んだところでは、ストーリーに繋がりを大して感じませんでした。
前回を読まなければ楽しめないということはないと思いますので、まだ読んでない方は是非とも読んでみてくださいっ!

B.D.の特集も本当に読んでもらいたいです。
日本の漫画界もB.D.のような自由さを受け入れていくべきだと思うのです。
もし、B.D.をご存じないようでしたら、ぜひ手に取ってその芸術性に触れてみてください!


それにしても、大友さんの新連載の話は一体どうなってしまったんだろう。。。
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